八王子市消防団について

消防に関する事務は市町村(地方自治体)の固有の事務と位置づけられ、市町村が責任を持って行うこととされています。消防の機関は大きく常備消防と非常備消防に分けられ、八王子市の場合は、三多摩各市町村(稲城市を除く)と同様に東京消防庁(東京都)に常備消防を委託しています。また、非常備消防とされるのが消防団であり、他に本業を持ちながらも、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき参加し、消防・防災活動を行っており、消防署や出張所と連携して地域を守ります。

消防団員数

1,140名(令和6年4月1日現在)

団長紹介

第11代消防団長 橋本 孝

令和2年(2020年)4月1日より八王子市消防団長を拝命いたしました橋本孝でございます。市民の皆さまには、日頃より消防団活動にご理解、ご協力、ご支援を賜り厚くお礼申しあげます。
本市は市街地と豊かな自然を併せ持ち、各種災害に対する備えもそれぞれの対応を必要とするほか、社会環境の変化により、災害も複雑多様化しております。特に近年は長雨や台風に加え、線状降水帯による土砂災害や浸水被害などが多く発生しており、地域特性に精通する消防団員の役割、活動の重要性を感じたところでもあります。
八王子市消防団は、火災のみならず、風水害や震災といった大規模災害への対応にも取り組んでおり、救出救助に必要な訓練も実施しております。58万市民の負託に応えるべく、市民の皆さまにご支援いただいていることを認識し、消防団員としての意識を今まで以上に高め、さらなる消防活動技術の向上と消防精神の錬磨に励み、八王子消防署、八王子市、八王子市消防団が三位一体となり、「安全、安心のまちづくり」に努めるとともに、「自分たちのまちは、自分たちで守る」という郷土愛のもと、地域防災の要となるよう精進してまいります。
引き続き八王子市消防団に対しましてご理解を賜りますようお願い申し上げます。