山林火災訓練を実施しました！

9/3, 9/10の2日間、小津町において山林火災を想定した消防活動訓練を実施しました。

今年のテーマは・・・山林における中継送水！

通常の消火活動では、道路上にあるような消火栓や防火水槽から水を確保し放水を行います。

しかし、山林で火災が発生した場合、現地にそういったものはなかなかありません。また水利から火点までの距離が遠い場合、一つのポンプでは水圧が低く、有効な放水ができない可能性があります。

そこで活躍するのが…中継送水です！

川などの自然物から水を確保し、複数のポンプを中継させて火点へ放水を行います。

今回は近くに流れる川を水利とし、そこから各分団のポンプを中継させて林道上の火点へ放水します。

団員のマンパワーと部隊同士の連携が試される訓練です。

訓練前の準備風景の空撮動画もございます！

現場指揮本部設置

まず現地指揮本部を設置します。

多くの部隊が出場するため、それらを統制する指揮本部の役割は大変重要です。

ちなみに・・・現場はスマホ・携帯電話の圏外…！

無線のほか衛星電話も設置し、通信手段を確保します。

訓練開始

訓練開始！待機していた消防車が続々と林道へ進入していきます。同時にバイク隊も進入開始。その機動力と小回りの良さを生かし、迅速に現場で活動を開始します。

中継ポンプ設置

現場指揮本部から指示を受けた各分団が定められた地点に部署し、ホース延長・ポンプを起動します。

そして部隊同士無線でやり取りし、ポンプの圧力を調整します。（これが難しい・・・）

火点へ放水

そして無事、林道上の火点へ放水することができました！

講評

最後に消防団長・八王子消防署警防課長より講評をいただき訓練を終了しました。

災害は時として場所を選ばずに発生します。八王子市消防団はあらゆる事態を想定し、災害から市民を守るため、今後も訓練を重ねて参ります！

八王子市消防団では新入団員を随時募集しています。社会人はもちろん、学生や女性も数多く在籍していますので、まずは見学だけでもお気軽にお問い合わせください。
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